遠距離恋愛

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連れて帰って

13:30に、昨日のコンビニで待ってるあわただしい学会場の中でLINEは小さく午後の予定を告げてきた待って。一人では昨日のホテルに辿り着ける自信がない。学会場の近くで待ってて。連れて帰って。嘘でしょホント。ホテルに荷物を預けてきたから、一度...
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リアルタイム20220421 何ができる?

少しメモというかドロシー・ロー・ノルトさんの言葉(抜粋)励ましてあげれば、自信を持つようになる誉めてあげれば、明るく育つ愛してあげれば、 人を愛することを学ぶ認めてあげれば、自分が好きになる見つめてあげれば、 頑張り屋になる。分かち合うこと...
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リアルタイム20220520 知ることは力に

この国家資格があったら、とりあえず食べるには困らない希望する業界のなかで、いまの職業を選び免許を取ったチーム医療、さらに他職種連携だと言われ始めたけれどこの仕事は「技術」という言葉をかさに着て日々を過ごすことができる。さらに「自分の仕事」と...
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嘘じゃない時間

エレベーターで、別れた何分もしないうちに無事にホテルに着いたよもう着いたの!だって、近いよ10分後のLINEでも、私はその「近いよ」を確認するまえにベッドに倒れこみ、眠っていたようで目が覚めたのは2:30ん?・・テレビがついてるうわっ、しま...
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やっぱり

いいえやっぱり、帰したほうがいい疼きはじめる、身を任せてしまいたい熱の中でもうひとりの私の声がする雅治が帰るのを、本気でためらっていたとしても離れがたい、そんな振る舞いの全てが私に見せるための演技だったとしてもそれはどちらも、私を思うからの...
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揺れる

「どうしよう・・・どうしたらいい、泊まっていこう・・・か」「今夜は、一緒にいて」「もう・・・」「・・・泊まっていって」「・・・・」「お願い」手はうごめく私の身体はまた、否応なしに始まり始める「そうしよう・・か・・」私の言葉では揺れないはずの...
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そういうこと言う?

「こんな機会、二度と無いかもしれませんよ?」私に引き寄せられた雅治は、私の腰を抱く開いた足と、雅治の下半身が触れた「今後・・無くはないでしょう・・・」「今年は大学の講義で家を空けることが多いから、それ以上には家を出られない。まして泊りがけな...
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泊っていけば?

時計は、もうすぐ23:00になろうとしていた時計より規則正しいヒトはいつもだいたい22:30には就寝のはずでなのに今日は日頃は飲まないアルコールも入って日頃はしないこともしてでも明日も、今日に関係なく朝は早いそこは変えないだから、もうしんど...
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抱かれるたびに

雅治はいつも前を歩き、私はその後ろを追いかけるずっと追いかけていられたら、私は頑張れる基本はそんな立ち位置でも、いつも、ずっと先に行く気配を見せながら本当は、庇護され立ち止まり甘えていたい私を後ろを振り返り、歩いてくるのをそっと確認してるや...
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痴態

抱き起こされて、胸に目をやったいくつも胸に刻まれたそれは、熱を帯びたように肌を染める明日や明後日には消えない、それは赤黒く「キスマーク・・・ついてる、あっちこっちに」「つけてって言ったから・・・バレないようにね」同じ痕をつけたくなった黙って...
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サディスティック

身悶えし応える私を、雅治はさらに押さえ込んだ足を押さえ手を押さえ、ベッドに沈み込ませるように押さえ込んで逃げられない身体は、ただ溺れていくだけしか方法を残さない身体に入った指が、蜜をまさぐるように動き抵抗したい身体を、足を開かせ、小刻みな痙...
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紅い刻印

長い長いこの時の中で私の恋のスタイルは、雅治を「追う」恋雅治の恋のスタイルは、私を「待つ」恋(・・・対「私」に関してはね)私に「待つ恋」は難しく「追われる恋」は息が詰まる雅治は「ひとり」を好み、いつも誰かを傍に・・・を好まない私は雅治を追う...
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ホテル

駅に近いそこは、新しくできたホテルだった。「部屋の前に監視カメラがあったの。それに廊下にもいくつもある」「僕のほうはそんなに気にならなかったけど」「お客様、宿泊されてない方がいらしてませんかって、コンコンされたらどうしよう」「それはないよじ...
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ささやかな思い出

ビール片手に待っていた、追加注文の生春巻きは結局出て来ず、まだかなぁ・・・のうちに、デザートが先に来て「もう、生春巻き追加分は除いてください、で、お会計を」えへ、忘れてた・・・そんな顔をしつつも、ベトナム人の店員さんは「アリガトゴザイマシタ...
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どうする?

このジャンルのブログを書き始め、様々な婚外恋愛を見せてもらってる。自由に外を歩き、時には少し遠出をして・・・でも、私にそれは向かない気がする例えば、ふたりで旅行に行ったとして・・・フロントで書く宿泊者名簿って、何て書けばいいの?偽名?連絡先...
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明日の予定

「ねぇ?」「うん?」「・・・明日、はどんな予定?」「そっちは、2時くらいには終わるって言ってなかったっけ」「うーん・・・頑張ればもう少し早く終われるかもしれないけど。どこに行くの?その後」「さあ・・・どうしようか」「・・・カップヌードルの博...
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ベトナム料理店にて

「何になさいますか、飲み物」「僕はね・・えっと・・・ビールじゃなくて」「そう言えば、前に言ってましたね。何種類かありますよ・・・全制覇します?」「いやいや、まさかそこまでは」以前は当たり障りなく「とりあえずビール」だったのが、最近は最初から...
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ちょうどいい感じの

街角のビル、店舗の窓には大きな料理の写真がいくつも 貼ってあった。東南アジア系のお料理やさんって、隠れ家っぽかったり逆に露店な感じとかわりと独特な雰囲気の店構えが多かったりするけれど、ここはそうでもなさそうな、たぶん、あまりお料理のクセとか...
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初めての

きらびやかなネオンと人込み。しばらくこんな場所を地元でも歩くことはなかったからか、土地勘の無さを雅治の存在でカバーしたとしても、なんだか落ち着かなくて。何となく、いつもは避けるのに、雅治の腕に自分の腕を絡めたくなる。ダメダメ、まだ早い「ねぇ...
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離れても遠くない

雨は止んでいたけれど、吹く風は街路の葉を舞い上げ、季節が戻ったように冷たく吹きすさんだ「おお、これは昨日より寒いな」そう言いながらも、車道側に立つ長い足の歩幅は、私に合わせていつの間にかゆっくりになっていた「来るの早い。びっくりした、慌てた...
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靴先

エレベーターを下りると、ホテルの敷地とショッピングモールを遮る自動ドアの向こうに雅治の足が見えたすらりとした脚長のスーツ姿、腰から下の足格好だけで雅治だとわかる。人混みでも目立つ綺麗な立ち姿、肩幅に対して小さな顔は実年齢をごまかしてしまう。...
遠距離恋愛

着いた

駅近ホテルですが景観はあまり、と書いてあったのに、全面窓にかかったカーテンを開けると、さっき通ってきた通りが眼下に見下ろせた。たしかに海や観覧車は見えないけれど、窓は大きく通り向こうのビルからも部屋の中が見えてしまいそうで。恥ずかしくなり慌...
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あと1時間

ガタンと衝撃がし、車輪が地を捉えた赤い“TOKYO”の文字が光りながら浮かび上がり、羽田空港に着いたことを伝えてくれる羽田に、いま到着しましたじゃ、あと1時間ほどでこちらに着くなLINEのラリーは、弾むような分刻み1時間で横浜に着けるかな・...
遠距離恋愛

もうすぐに乗ります気をつけてたった1行のLINEに、全部の気持ちを乗せる。日頃はめったに飛んでこないハートマーク、同じような気持ちの高揚を感じて、思わず笑みがこぼれた午後の飛行機、少し陽が落ちた頃には逢える「風があるから同じ温度の時でも体感...
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出張

かねてから事務長に頼まれていた案件を「出張ついでにそちらも片づけてきますね」と絡め、学会出張を打診していた。場所は横浜「こんな時だから是非!とは本当は言いにくいけど、行ってきてもらえたら僕は助かります」「わかりました、ありがとうございます」...
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