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紅い刻印

遠距離恋愛
長い長いこの時の中で 私の恋のスタイルは、雅治を「追う」恋雅治の恋のスタイルは、私を「待つ」恋(・・・対「私」に関してはね)  私に「待つ恋」は難しく「追われる恋」は息が詰まる雅治は「ひとり」を好み、いつも誰かを傍に・・・を好まない 私は雅治を追うけれど待たず 雅治は私を追わないけれど待つ 歯車が一度外れたら、噛み合うことはなさそうなでも、それでの今、は妙なところで    人は元来、他者との密接な「関わり」を心の栄養とする極端に言えば、人との関わりを求めるために生きるようなところもあるんだけど 私も、雅治も、他者とつい距離を置きたがるところは似ている生きてきた過程で、無意識で感じ思うことがあったのだろうなと、一瞬で空気が変わり時に頑なにも見える雅治を、自分を見るように俯瞰することがある   だから、 私がその腕に抱かれ解かれていくように 雅治もまた、私を抱くことで自分を解くのだろう  自分でいるために、自分を取り戻すために雅治が、私が、互いに必要で     身体を離した ジャケットやコートをハンガーにかけ終わると またすぐ、磁石がもつれるかのよう

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