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痴態

遠距離恋愛
抱き起こされて、胸に目をやったいくつも胸に刻まれたそれは、熱を帯びたように肌を染める 明日や明後日には消えない、それは赤黒く 「キスマーク・・・ついてる、あっちこっちに」 「つけてって言ったから・・・バレないようにね」 同じ痕をつけたくなった 黙って雅治の胸に唇を這わせ、吸い、小さく歯を立てる。血管が透けて見える白い肌に、赤みが3つ、4つと足跡のように浮かび上がる こんなことで独占しあえるとは思わないけどまたそれを欲して、でもないけどじゃあ私は、何を欲しがる欲しいのは現実ではなくたぶん、夢うつつを欲しがってる「・・・嫌じゃないの」「別に、構わないよ」肌につけたキスマーク、雅治のそれを指でなぞるなぞる指を、上目に見る私の輪郭を舐めるように雅治の目がなぞっていく肌を離す、一瞬離れるその瞬間すら惜しい抱かれていると、思う肌を交わし雅治が私の中にいる事が当たり前でそれが、あるべき形なんじゃないか、って現実、日常のほうが「仮」なの、と日頃は・・・様々に囲まれて、忘れているけれど逢えば身体はただ重なるを欲する。とにかくひとつになろうと、のめり込む欲は手から離れてくれない。呼吸するように求め、それ以外は何もいらない目が合えば、それはもう次の深みへの合図触れてもっとずっと我を忘れるほどにひとつを願う肌に浮かぶキスマークは私達を駆り立てる「

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