遠距離恋愛

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遠距離恋愛

知恵の輪がほどける時

昔々・・・はLINEはまあ、半年に1回くらいのペースだった。電話に至っては、私から鳴らしたことは四半世紀の中で片手に収まる。「僕は、そんなに離れているようには思わないんだけどね」やんわりと、そう思わない?というニュアンスで言われてしまうとだ...
遠距離恋愛

手を合わせる

かの地から帰ってきて、いつものように凪いだLINEに戻っても雅治のことが頭から離れることは無かった。「・・・・」「お母さん・・・お母さんってば!」「ん?何?」「だから、ちょっと冷蔵庫開けてって・・・で、何を出したらいいの?冷蔵庫から」「ん?...
遠距離恋愛

欲しい指先

触れて欲しい所に、触れて欲しいように触れて欲しい指先が伸びる。狭いベンチタイプの椅子では、いくら掘りごたつ形式とはいえ、身をよじっても逃げられる場所は無い追いつめられたような仕方なさを、また隠れみのにしながらそうではない抵抗を、してみる向か...
遠距離恋愛

昔のことはいい

背中に添えられていた指先はキスの間に背中の金具を外した思わず反る私の動きに添うように肌に滑り込んだ手は、ブラウスの下ではだけた下着の隙間を縫うじかに触れられた突起は熱を帯び、ゆっくりと揉みしだく動きに、思わず小さなため息が漏れた。「んん?・...
遠距離恋愛

贅沢品 -リアルタイム20201001-

不倫、が最終的に結婚が頭にある関係で婚外恋愛は、そうじゃないと、仮定した場合不倫は日常で、婚外恋愛は非日常。つまりは贅沢品なんだろうなあ、なんて思うもう、無いと苦しい生産性やモチベーションがかなり下がる、けれど無くても生きていける、たぶんこ...
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