サディスティック
遠距離恋愛
身悶えし応える私を、雅治はさらに押さえ込んだ足を押さえ手を押さえ、ベッドに沈み込ませるように押さえ込んで 逃げられない身体は、ただ溺れていくだけしか方法を残さない 身体に入った指が、蜜をまさぐるように動き抵抗したい身体を、足を開かせ、小刻みな痙攣を誘う 思わず身体をねじろうとしても、動きを塞がれ雅治の思うままに身体はのたうち、手から逃れるを許されず 何度も翻弄され昇りつめる身体から力が抜け、身体を預けた大きく肩で息をする私から指を抜き、どこを触れられても反り返りそうな身体を、腕の中に包み込む 何も無かったように、 こんな、抱き方をするアルコールが入ると、そのボルテージは上がる少しサディスティックに、言葉でも身体でも追いつめてくる ・・・もともとに圧迫のかかった者同士は、一度それが外れると制御が効かないというけれど じわりと行動を制限され、追いつめられて果てる様な抱き方・・・雅治の、ストーリーのあるソフトサディスティック、私は嫌いじゃない 「やっぱり、使ってみたかったなあ、今日」 「何を？」 「・・・紐」 「は？！紐？誰かを今までに縛ったことあるの？」 「無いよ。・・・お？誰かに縛られ
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