遠距離恋愛

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もう・・・

「・・・・・あぁ・・・」前はその声を続かせようと、思わずの力が入った焚きつけているのに、私に火がついてどうする「・・・少し、痛いよ」そんな、前と同じ間違いはできるだけしないように前よりも、上手にお好みはどこに?と雅治の喉が、上がり下がりする...
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欲望に素直に

「疲れた・・・今日は、もうたぶん無理だね」そう言っていたのにシャインマスカットが効いたか(笑)触れるとそれはまるで疲れてないかのようで「ええ?ウソでしょ」「ん・・どうした?」「・・・大丈夫なの?何で。疲れたんじゃないの」「何で、って」「だっ...
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少しずつ

私の身体をはしごのようにつたって雅治は少しずつ、、身体を下にずらしていき私の乳房を捉える少しずつ、唇を這わせゆっくりと舌を使い、そっと転がしついばみ、舐め、吸いついばみ、舐め、吸って私の身体を、感じ始める様子を観察していく賑わいはこれからゆ...
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だきあう

滑り込んだシーツのなか言葉なく静かに腕は私に絡み徐々に身体の間にあった隙間を無くしていく身長差は30センチ以上あるから対等に抱き合うにはならなくて・・・対等って何、って言われそうだけど「外すよ」そう言って、黒いキャミソールをゆっくり剥ぎ素肌...
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テレビもジャズも

「あれ、TV?。それに、ソファに座ってるんだ」どうしたの。いらない音を嫌うのに、珍しいねと言葉尻で言い、こちらに目を向ける私は普通の人より感覚がとりわけ聴覚はかなり敏感で普通の人の数倍、けたたましさが苦手だけどいつもとちがう始まり方をしたか...
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匂いと気配

ふわっと上がる湯気と、絹のような水しぶき「ん・・?」肌から立ちのぼる残り香雅治の匂いがする「ん?」思わず、腕に鼻を近づけた違う濡れた肌は、ただ水滴の匂いがするだけなのに、ふっと、鼻をくすぐるほら、また私も雅治も香水のような類は好まないせいぜ...
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落ちるように目を閉じ

我に返ると、目に入るのはそこらへんに散らばる洋服「靴下・・・片方無い。ショーツも」「このベッドのどこかにあるから、慌てて探さなくても出てくるよ」シーツに埋もれた服を探すなんていつもにはないちらりと見ると、そんなことは事にもしないと言いたげな...
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その奥

「そのまま来て」「でも今日は」「いいの、大丈夫」「電話で、そうは・・」「大丈夫」理性みたく言葉を重ねるけどもう喋る声も切れ切れになるあれから私は、妊娠を狙った頃以上に自分の体調の変化に気を配るようになった。基礎体温やその他、100%大丈夫は...
遠距離恋愛

戯曲のように

抱えられ、動かされたら抵抗できない力ではなくて、ムードに負ける雅治は私を抱え込むと、ベッドに下ろした下は脱がされたけど長めな上着はまだ纏ったまま。でも前が開き、肩からはだけそうなえぐい欲望を表現するように乱れた自分の姿、それを雅治に晒してい...
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四つん這いになって

「ね、キスして」攻めているのは雅治なのに、そんなひと言で急に追われる人かのように景色が変わる忘れてた。それを指摘されたように少し慌てて唇を塞いでくる「もっと感じて。気持ちよくなる姿を見たい」そんなふうに言いながら、いつもは徐々に私に火をつけ...
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焼けつく欲望

抱えていた荷物をソファの側に置いた途端それを待っていたかのように、声もなく雅治は私に襲いかかった甘やかな、ふわりとしたいつもの優しい紳士然とした振る舞いではなくそれは30年近く前の、初めての頃を思い出させるような振る舞いいやそれ以上。堰を切...
遠距離恋愛

どこに行くの?

精一杯の平静を装い、浮かびそうな笑みをかみ殺した雅治のよそ行き顔ちゃんと約束どおりに結ばれたネクタイと留められているネクタイピンそれらを見たらこんなにカワイイひとだったっけ、なんて思って少し、困らせるイジワルを言いたくなった「今日はどこに行...
遠距離恋愛

気づいてる?

「ベストタイミングだったね」「今着いたの、ホントに今」そう言い、目を合わせたジャケットの下、ネクタイが見えているそこにはデザインで一目惚れした、ペンを模したネクタイピンが止まってるクールビズはそろそろ終わりじゃない?だから、ネクタイしてきて...
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リアルタイム20221004  狡い

過去の今日、書いた記事と管理ページに表示されてくる、過去記事2年前はまだ、こんな風に思ってたまだ掴めず、まだわからずそれでも求めて、やっぱり離れられなくて何で、どうして好きなんだろうを引き続き、自問自答してまだまだ、思い込みの殻に閉じこもっ...
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逢った

数週間前に一度雅治の起こした波に巻かれて逢ったけれど前から決めていた予定は、今日「ぼかし言葉で書くの、だんだん難しくなってきたんですけど。出来事そのままがなかなかに際どいから」「ハード官能小説になるね。今の消されるブログ上では書きにくい。別...
遠距離恋愛

初めての検査

「診察、明日ではありませんか」「そう、午前中にね」もうすぐ、手術してから1年になる経過は順調でその後の検査も、大きな変化はなく過ぎていた「明日は、新しい検査をするらしい」「・・・何で?」「わからないけど」「・・・何か、前回のデータで良くない...
遠距離恋愛

終わったら、連絡して

今日は、12:00くらいから大丈夫はい。じゃ、そのくらいで午前中に、そんなLINEが往復するだけど、時間割がきちんとある雅治よりも勤務が予定どおりにいかない私のほうからドタキャンなことも多くてごめんなさい、救急が来た。ちょっと電話は無理。了...
遠距離恋愛

僕は好きだよ

「由子ちゃんがひとりで来ることは無いよ。sanaが一緒でしょ。久しぶりに会いたいな」ふわっ、とモヤッとする由子を連れていったら、会えるけど逢えないじゃないそれに昔、由子に雅治が目をかけてたことも知ってる。私と由子を引き合わせたのも雅治だし。...
遠距離恋愛

由子が訪ねてきたら

時はまた、いつもと変わらぬ毎日に戻った「そうそう、昨日久しぶりに由子と話したんです」「懐かしいな、彼女は元気にしてる?」由子は3つ下の後輩。同じゼミで同じように雅治に指導を受けた。彼女が4年生の時、同郷がゆえにゼミ教官だった雅治からの連絡で...
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セピア色の恋

あっという間の、時は過ぎる予定を、15分オーバーグズグズしたいけど、できないそんな気持ちは、雅治がシャワーを浴びて出てくるまでに、さっきまでの気配がないくらいにきちんと身支度を整えることで抑え込む5分が15分になり、1時間になるでも、その瞬...
遠距離恋愛

前より好きでしょ

「・・・あと10分、10分だけこのまま」「ふふ・・了解」逢瀬の時間が残りわずかになると雅治は、私に自分の痕をつけはじめるキスマーク・・じゃない征服の痕をこれもいつの間にか、そうなった雅治は、ベッドの中では私をずっと抱いている嵐が去れば、そっ...
遠距離恋愛

合いすぎる

「失楽園の原作のほうはお読みになりました?映画じゃなくて」「ん?」「映像は大ヒットだったけど・・・何というか単調で物足りなかった。本のほうがもっとエロティックでえげつないくらいにリアルで・・・えっと・・・ま、そんな物語の話はいいか、ね」早口...
遠距離恋愛

あの俳優さん

背後からくるりと腕の中に包まれたままで会話は続いた「亡くなったね、あの俳優さん。知ってる?ニュースで」「え?」「あの・・・ほら」「失楽園の?」「そうそう」世間話をベッドですることがあまり無かったから少し驚き、振り返った「あの頃、ドラマ観てま...
遠距離恋愛

ジムかSEXか

「ねぇ」「うん?」「・・・疲れた?」「うーん・・・」「じゃあ、ジムに行くのとこれとではどっちが疲れる?」「うん? んー・・・・」ピロートーク、というやつは正直、聞いてる内容なんてホントはどうでもいいけだるい疲労感のなかで、ささやかに、ただ甘...
遠距離恋愛

SとMのバランス

痙攣が緩み、弛緩した私の身体を動かして上に乗るように誘導されるけれどされっぱなしだと、もたない身体を離すと雅治の下半身に唇を這わせた「んんっ、待って」形勢が逆転するたまらないといった気配で徐々に上がり始める声を、じわじわ堪えきれないトーンに...
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