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前より好きでしょ

遠距離恋愛
「・・・あと10分、10分だけこのまま」 「ふふ・・了解」逢瀬の時間が残りわずかになると雅治は、私に自分の痕をつけはじめるキスマーク・・じゃない征服の痕をこれもいつの間にか、そうなった雅治は、ベッドの中では私をずっと抱いている嵐が去れば、そっと、何もしないでしばらくじっとしているから、波の引いた気配は心地よくて。ハードな疲れに、ついウトウトしそうになるそんな私の様子を見ながら雅治もまた動きを止めているのだけど時が短いのに気づくとその指先で、唇で、ゆっくりと静かに揺らしてくる揺れているのか揺れていないのか、そんな触れ方は気づかないうちに私をジットリと湿らせていき「ねぇ・・・もぅ」「どうした?」気づいた時には手遅れで揺らぎに負けまい、身体をほどくまいと抗う私の抵抗、押しかえす腕も悲鳴のような懇願も、全て想定済みだというように焚きつけ昇らせていく肌を合わせるときが、ひとつの快感をわけあい、共に溺れるものであるならそれは雅治が、私の手を薔薇色の鎖に結ぶ儀式雅治の手でこぼれ落ちるように果てさせられ、そこからさらに壊れていく私を愛でる私の中に入らず私を征服する「いやっ、ダメ離して」「・・・・」「お願い、もう・・・」「どうして?」組みしだかれ抵抗できないそのなかでキスマークよりも強い、別の人を受入れがたくする楔を、離れる前に打ち込むそれは強いけれど横暴ではない自分の快感を脇に寄せ振る舞

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