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だきあう

遠距離恋愛
滑り込んだシーツのなか言葉なく静かに腕は私に絡み徐々に身体の間にあった隙間を無くしていく身長差は30センチ以上あるから対等に抱き合うにはならなくて・・・対等って何、って言われそうだけど「外すよ」そう言って、黒いキャミソールをゆっくり剥ぎ素肌を合わせてハードな絡みもいいけどただ雅治に、私に、素肌を合わせ漂いあう雅治には抱き合うでも重なるのでも向き合うのでもなく包まれる完全に包まれると思えるのは、昔も今も雅治の腕の中だけ包まれて私を、手放したい持ちあぐねる、重たい私を何もかもが私の恋は昔の一瞬から始まっていていきなり抱きしめられた記憶確信や喜びを乗せて私の全部を容認してくれているような気がしただから、その後も忘れられずその腕に色んな苦しみやしんどさを預けてきた。具体的なことはあまり言わず雅治も、何も聞かずに簡単に外れそうな、繋いだ手あやふやで見えない関係なのに雅治の腕は、忘れられない安らぎを、記憶の中でも私に与え続けた敢えて背を向けて敢えて距離を取り敢えて時をあけただから、いつも逢うは久しぶりでだけど、受け入れられないかもしれない不安より腕のなかに飛び込んだときのほどけるような感覚が、私を雅治に向かわせたもう全部を任せて全部預けてしまいたいなんて思うとはいえ私はそうはしないのだろうけどそうしてはいけないから「sana・・・」くらくらするその先を期待しつつもまだ、このまま腕の中にいたいい

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