そこまで、雅治に話して 「馬鹿げた空想みたいな・・・夢物語みたいでしょ。だから信じるか信じないかはまあ。私だって未だに、過去世とかなんとか、そうなんだからと思い込めずにいるところがあるから。だけど、結婚前、雅治をなんとか忘れよう、もう切ろうとジタバタしてたのはホント」 「うん・・・」 「でも、そんなこと、雅治にはちっとも、一切、響きもしてなかった、んでしたよね」 「うん・・・」 「私は必ず帰ってくる、って。結婚しても」 「うん・・・」 「うん、以外に何か言ってよ」 「うん・・・だって、帰ってくるし、絶対に」 「もう、何でそう言い切れるかな。でもね、結婚してみて、少しずつ見えてきた。あんなに真逆なはずなのに、似てるなって」 「例えば?僕と・・・どこが似てるの?」 ランキングに参加しています。ポチッとして頂くと励みになります 女の本音・女心ランキングにほんブログ村
Source: 1.5人称の恋
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