車に貼る保険会社のステッカー制度廃止へ
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フランスでは車のフロントガラスにこういう風に、こら、退きなさい.....。車が汚れているのは花粉とトラクターの土煙です。これは4月の写真ですが今はもっと酷いです( ；∀；)。あっ、はい、退きましたので説明致しますと「これ」が保険会社のステッカーです。1986年から開始され、36年の歴史がございます。他には、車検と排気ガスランクのステッカーも貼ります。自動車税はございません。保険会社のステッカーは「緑のステッカー（la vignette verte）と呼ばれます。保険の会社名・期限等が印字されておりますが、この度保険会社連盟からこのシステムを廃止したいと申請があり、経済産業省・運輸省・内務省が現在協議を進めています。通常は車を所有して72時間以内に保険をかける必要があり、保険会社は顧客に年間5,000万枚のステッカーを印刷して郵送しており、これを廃止することにより1,700万ユーロ（23億4千万円）の節約になるそうです。廃止する理由としては簡単に偽物が作成できると言う事や、何らかの契約解除がされた場合でもステッカーは回収されるわけではないので情報が正しいとは限らないという事です。2016年よりFVA（Fichier de Véhicules Assurés・被保険者車両ファイル）という全ての情報を管理するファイルがスタートし、車両の登録番号だけで72時間以内の最新の情報を管理すること
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