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国に抑えられていた土地の売却 前編

結婚生活
うちの旦那の母親の実家はパリ郊外イル・ド・フランス地域圏で果樹園をやっており、結構な土地を持っておりました。父方の祖父がブルターニュ地方出身なんですが戦争中ドイツで捕虜になり、戦争が終わって家に帰ると次男が家を継いで居場所が無くなっており、家族でイル・ド・フランス地域圏に働きに出てきました(その後祖父は二度とブルターニュには戻らずブルターニュについて語ることは無かったそうです)。働いていた場所が旦那の母方の実家の果樹園で、そうやって彼の両親は結婚したそうです。ですので土地も家も全て彼の母親名義でした。しかしながらその土地はまだ彼の両親が働いている時に「高速道路を通す」という計画の為に突然国によって抑えられ水も止められてしまいました。ところがその高速道路建設は住民たちの反対に遭い、何も出来ない状態で何十年と言う年月が過ぎていきました。結局彼の両親が存命中には土地は動かず、今は5人兄弟(旦那・妹3人・弟1人)の名義になりました。抑えられた農地は勿論彼らだけではなかったので農民皆が集まり組合を作り色んなことに対処しています。例えば国に抑えられている土地の一部が違法投棄のゴミ捨て場になってしまい、市から自費で撤去するよう命令された時は組合が「いや、それはおかしいでしょう」という具合に団結して問題解決に持っていきました。高速道路の計画はすっかり頓挫し、今度はその土地の売却先を探しているのです

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