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すったもんだの出発 中編

結婚生活
「すったもんだの出発 前編」より続きます(こちらの記事↓)。さて当日、私が駅のパーキングに着くとイザベルの姿が見えました。彼女は男性2人と話をしていて彼らは乗り合いの運転手として来てくれた人でした。そして偶然にもイザベルと同い年(61歳)の幼馴染でした。私がイザベルと抱き合い「わー、1年振り~。元気だった~」と頬を合わせてキスをする挨拶をしているとFちゃんが到着しました。この時の二人の距離はコロナのソーシャルディスタンスより遥かに遠く、川中島の戦いかと思うほどでFちゃんの眉間には(おのれ可愛さ余って憎さが百倍)といつも以上に深い皺が刻まれていて3メートルの距離を縮めずに挨拶をしました。乗り合いを希望した人は6人で、乗せてくれる車3台には団体で配る「おやつやリンゴ」「テーブル」「飲み物」等が積まれていたので私は(あぁ、団体の人が自分たちの車に乗せてくれるんだな)と思いました。それぞれの車に場所を作るために「リンゴ」や「テーブル」等を皆で移動している時にFちゃんが「今年は酷い手配だわ。いつもなら乗り合いの手配がされているのに私が問い合わせても返事はくれないし、やっと昨日返事がきたのよ」と大きな声で皆に文句を言っているのを聞いて(こういうのを日本では「身の程知らず」と言うんだよ)と心の中で思いました。ここで誰が誰の車に乗るかと言う話になったのですが、イザベルが「私〇〇(私・ミネット)と一

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