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父にあげたパルオキシメーター

DV・モラハラ
コロナ禍になるずっと前に、子どものアレルギーからくる咳が気になり、パルオキシメーターを購入していた。両親もまだ元気な頃で、いつかは親の介護で使えるかもと思っていた。今我が家にある物よりも、高くて精度の良い物だ。当時、試しに親にも使ってみようと思い、帰省時に親に見せた。新しい物好きな父の反応は、凄い、こんな便利な物があるのかと感動し、興味深々だった。まるで子供が欲しいおもちゃを買って貰った様なはしゃぎぶりだったので、そのまま父にあげる事にした。翌朝、起きて来た父が、パルオキシメーターを探していた。「どこにやったっけ?あれ、ほらあれ。」と言いながらウロウロ。ケースに入れて壁に下げていたのを私が渡すと「あああった。良かった。貰ったのは夢だったのかと思ったが現実だったのだね。」と嬉しそうだった。1晩寝たら、あんな凄い物を手にできるなんて、夢だったのかもと思ったらしい。現物があれば現実、無ければ夢となるから探していたのだ。それ以降、毎日自分の指で測ってノートに記録していた様だ。今はもうやっていないと思う。飽きたのと記憶が曖昧になって。コロナ禍には、渡していて良かったと思った。我が家用が無くなり、コロナ禍にまた買うことにした。安い物を買ったら精度が悪くて使いにくい。幸いにも必要とする機会が無かったので良かったが。今回、自分が初めて喘息と言われて戸惑っているが、どっちにしても、もっと感度の良いパ

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