フランス北部のガソリン不足
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★フランス北部のガソリン不足トタルエナジーズ（Total Energies）は政府の要請を受け、政府のガソリン援助額1リットル当たり30サンチーム（39円）に加え20サンチーム（26円）を値引きして販売しておりました（10月末まで）。これによりトタルのガソリンスタンドには長蛇の列が出来、携帯のガソリン缶で購入する人も後を絶ちませんでした。その結果ここ数週間軽油・ガソリン共に不足しトタルのガソリンスタンドが閉鎖されている状況が続いておりましたが、これが結局全てのガソリンスタンドへの燃料不足に繋がって行きました。特に北部オードフランス地方の燃料不足は深刻でスクールバスの燃料支援を政府に依頼する事態となっております。パ・ド・カレー県では10月7日まで携帯のガソリン缶での持ち帰りを禁止、またノール県は10月5日夜緊急に在庫を解放しましたが、医療関係者の車両の給油が優先されます。この燃料不足を引き起こしているのはトタルエナジーズ（Total Energies）の製油所の従業員ストライキが大きな原因で、CGT（フランス労働組合）は10％の賃上げを求めています。フランスの8つの製油所の内、現在6つが閉鎖されている状態でストライキは2週目に入りました。イル・ド・フランス地域（パリ地域圏）、ブーシュ・デュ・ローヌ県、ノルマンディー地方、シャンパーニュ・アルデンヌ地方も同様に在庫が無くなっているとのこ
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