息子と彼女　後編

「息子と彼女　前編」の続きです（こちらの記事↓）今までにも書いてきました様に息子は「ケチ」です。彼が「彼女もケチなんよ」と言った時に私は（おや、ケチケチカップルなんて面白いな）と思ったんです。我が家は私がケチですが、旦那はザルです。普通どちらかが家計を締めているところが多いのではないでしょうか？彼女が現在行っている学校は企業が学費を出して（企業側に国から補助あり）、全額ではないけれど勤務した日数のお金、そして彼女の場合は住宅提供があります。また成績や親の収入次第で（返金不要の）奨学金があります。この制度は高校でも存在します。我が家はお金があるわけではありませんが、息子に「うちはお金がないから」と我慢させたものはそれほど多くはないと思います（息子に言わせりゃあるでしょうが）。実は彼女の家族構成を聞いた時に（えらく複雑だなぁ）と（こちらの記事↓）思ったのです。彼女が最後まで「義母が...義母が...」と話していたこと、幼い6歳と3歳の弟妹のことをその存在しか話さなかったこと......彼女は「ケチ」なんじゃないと私は思うんです。お金を稼いで自分の為だけに自由に使いたい、お金に困らない暮らし環境への「目的の為の節約」では無いでしょうか。息子と出会った時、彼女は24歳で家を持ち何十万もかかる車の修理をマジックの様に一日で直してくれた彼に惹かれた部分があったのかもしれません。そして恐らく彼女

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