久し振りの嫌な思いと自己嫌悪（２）
DV・モラハラこれが、財布やカバンや物なら話は変わってくる。自分の物を持って行かれたとはっきり言える。お金には印が無いので、どうしようもない。もし、あの人があの後、お金を確認して１万円多いと気が付き、あの時のお金は他の人のだ、盗ったみたいで気持ち悪いと思って郵便局にでも届けてくれる可能性は奇跡みたいな話だろうし、ほぼ無いだろう。でも、目の前で他の人に持って行かれた自分のとろさが悔しくて、すぐに郵便局に説明し「ないとは思いますが、もし届けて来られたら連絡ください」と電話番号を教えて来た。何かしないと気が済まなかった。その人がお金を拾う場面は、違和感を持って局員さんも見ていたらしい。それで少し気持ちが落ち着いた。自分が一番悪いのだ。自己嫌悪ほど憂鬱になる物は無い。誰かに聞いてほしくて、子ども達とのグループラインで愚痴った。叱られるかなと思ったら、一緒になって悔しがり、どうにかできないものかと言ってくる。出来るだけの事はした方が良い、警察に相談してみたらと言う。お金を落として、知らない人に拾われてしまっただけの事なのに、取り合ってくれるのだろうかと躊躇したが、もし、交番にでも届け出があったら、すぐに連絡もらえるし、防犯カメラを見ればわかるから、何かしてもらえるかもしれないとか、相談するだけでもいい、気持ちが落ち着くかもと説得された。私は、心配性な面もあって、これまで物やお金を無くす経験が少なかった。
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