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あの世はあるのだろうか

DV・モラハラ
スーパーのレジに並んだら、前に腰の曲がった高齢女性がいた。大きなリュックを背負い、カゴには山盛りの食材。カートから重たそうにレジ台に降ろしていた。この量を1人で買い物に来ているってことは、車を運転してきたのかな。近所で、リュックに入れて背負って歩いて帰るのかな、それともバスかタクシーで帰るのかな。沢山食材を買うってことは、家族がいるんだろうなあ。独り暮らしだとしたら、お客さんが来るのかな。明日は祝日だからお孫さん達がくるのかもとか勝手にあれこれ他人の事を想像してしまった。腰が曲がり、大変そうに見えたから、つい母を思い出したり、明日の自分の姿にも思えて、複雑だった。大変だからと言って、楽をしていてはどんどん老化し弱くなる。どんなに重かろうが、足や腰が痛かろうが、頑張るしかないのだ。足が悪かった母は、いつもそんな風に愚痴りながら努力していた。夫源病になるほど夫に縛られる生活なんてまっぴらだ。母は、結局最後まで自由になれず、夢見ていたおひとり様にはなれなかった。父の冷たさ、差別的な態度に苦しみながら、いつか父を看取り、自由な生活ができる日がくると夢見て耐えていた。自分が先になってしまった事が一番悔しかったことだろう。最後は「後の事は何も心配していない」と言っていた。自分に言い聞かせていたのだと思う。父は夫よりもずっと父として夫としての責任感は強かったし、真面目な人だという点では母は本当に

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