アヤナカムラをめぐる政治的論争

Aya NAKAMURA（アヤ・ナカムラ・28歳）はアフリカのマリ共和国バマコ（Bamako）市生まれのアフロ・トラップ歌手です。幼少期にフランスのイル・ド・フランス地域圏（パリを含む地域）のオールネー・スー・ボワ市に移住、現在はフランス語圏を代表するアーティストでナカムラは芸名・本名はアヤ・ダニオコー（Aya DANIOKO）で日本人とは血縁はなくフランス系マリ人です。彼女の音楽はこちらになります（ラップっぽいですね）。[youtube https://www.youtube.com/watch?v=iPGgnzc34tY?feature=oembed&w=560&h=315]さてどうして今彼女がフランスで政治的論争を引き起こしているかと言いますとマクロン大統領が今夏のパリオリンピックの開会式で彼女に歌を歌ってくれるよう打診したことから始まります。マクロン大統領は2月中旬彼女をエリゼ宮に迎え7月26日の開会式でエディット・ピアフの曲をカヴァーしてはどうかと聞いたといいます。その話を2月29日新聞「 l'express・エクプレス」が「マクロン大統領の秘密の要求」として詳細を掲載しました。それを聞いてこぞって反対したのが極右政党です。3月8日10人程の小規模な極右グループ「Les Natifs(レ・ナティフ・先住民族)」はパリのセーヌ川岸に「そんなはずはない　アヤ　

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