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年金改革法案の採択と混乱のフランス

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3月20日(月)RN(国民連合・マリーヌ・ル・ペン氏)とLIOT(Libertés Indépendants Outremer et Territoires・海外領土権の自由と独立党・2018年設立)が提出した「La Motion de Censure(ラ・モーション・ドゥ・ソンシュール)・内閣不信任決議案」はどちらも議員の過半数を勝ち取ることが出来ませんでした(こちらの記事↓)。
しかしながらLIOT党が提出した内閣不信任案は必要獲得数287票を僅か9票下回る278票を獲得し、エリザベット・ボルヌ首相の首は辛うじてつながった形となりました。RN党のマリーヌ・ル・ペン氏は「この政府は既に死んでいる。マクロン大統領はボルヌ首相を解任すべきだ」と話しています。さて公的に年金改革法案が採択されたのを受けフランスは主要各都市で数千人単位のデモが起こり、数百人の逮捕者が出る騒ぎとなっております。パリではLRI(不服従のフランス・メランション氏の党・60歳定年を主張)の議員が中心となり多くの学生たちを含む数百人が国民議会近くのヴォーバン広場に集結、その後オペラ界隈に移動しました。オペラ界隈(サン・ラザール駅周辺)でデモ隊はゴミ箱をひっくり返しゴミに放火しながら行進。またシャトレ近くでも他のデモ隊が警察部隊と衝突。23時にはバスティーユ広場でゴミ箱や木製パレットが燃やされ、234人の逮捕者を出し

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