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死刑廃止を実現した法相バダンテール氏死去

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1981年ミッテラン大統領下、法務大臣として死刑(peine de mort)廃止を実現させたロベール・バタンテール(Robert BADINTER)氏が2月8日から9日の夜にかけて95歳で死去されました。バタンテール氏は法律家・弁護士・政治家(社会党)として活躍、1981年5月11日ミッテラン大統領政権が誕生したときに法務大臣に任命されました。さてフランスで最後に死刑判決を受けた人物はフィリップ・モーリス(Philippe MAURICE 現在67歳)氏で、彼は現在歴史家として活躍しています。彼の最初の犯罪は1977年、兄と共に車の密売をしたことに始まります。その後1979年25歳の時には窃盗を繰り返し12月6日から7日にかけての夜窃盗を行い検問に引っかかりました。その時に警官と銃撃戦になり、仲間が警官を射殺(その後仲間も死亡)、自らも警官を射殺しました。1980年10月28日法執行官(警官)殺害としてモーリスに死刑宣告が下されたのがフランス最後の死刑判決となりました。バタンテール氏はモーリスが収監された刑務所に足繁く通い「差し迫った死刑廃止の為に尽力し、彼を法の生きた化身にするつもりだ」と語りました。そしてミッテラン政権が確立して2週間後の1981年5月25日モーリスは共和国大統領ミッテラン氏により恩赦が言い渡され終身刑に減刑されました。1981年9月17日バタンテール氏は上院

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