警察官2人を撥ねた男の正体
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8月25日（木）16時半フランス中部ヌーヴエル・アキテーヌ地方クルーズ（Creuse）県ヴィダイヤ（Vidaillat）という町で2人の国家憲兵が車に撥ねられ負傷しました。彼らはこの町で違法にビーグル犬26頭を繁殖させている家の衛生環境を調査する為に県職員を同行して立ち入り検査をするところでした。家には英国籍の男ロベール・アンディ・フリーガード（英語読みではロバート・ヘンディ・フリーガードRobert Hendy Freegard 51歳）とその配偶者の女性が7年前より住んでいました。犬の繁殖施設の管理状況を正すよう2022年3月と6月にも通知されていましたが、改善されなかったため8月25日の立ち入り検査となりました。ところが書類の提出を求めたところ男は車（英国登録・Audi A3）に乗り込み急発進し、国家憲兵2人をボンネットに乗せて撥ねました。国家憲兵は1人が顔面を複数箇所骨折して重傷、もう1人は軽傷、車はそのまま逃走し現在も逃走中です。実はこの男ロバートは英国で有名な詐欺師で2005年に有罪判決を受けて服役、2009年に釈放されて数年後にフランスに渡って来ていました。彼は20年に渡り各国で詐欺を働き、1990年代は英国のMI5（情報機関）と称し学生（特に女性）に自分はアイルランドのテロリストIRAに脅されていると家族との連絡を絶たせ財産を奪いました。彼が横領した金額は100万ポ
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