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移民法案の行方

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今フランスで一番の話題は「移民法案 projet du loi immigration」の成立に向けての話し合いです。2022年4月の大統領選でも争点となった「移民問題」ですが、マクロン大統領はダルマナン内相に移民法案の準備を依頼、法案は上院を通過したあと下院に送られ、小委員会審議を経て本会議審議に入る予定でした。法案は「人手不足の特定の職業(建設業関連・ホームヘルパー等)に就く不法就労者に滞在許可証を発行」や「不法滞在者の国外退去処分の強化」等が含まれておりました。しかしながら12月11日本会議審議の前に下院で左右両派の反対を受け「移民法案」は議論されること無く否決されるという異常事態となりました(何しろマクロン政権は下院で過半数を割っている)。これを受けダルマナン内相は辞表を提出しましたがマクロン大統領に受理されず、現在妥協案を策定する合同委員会(CMP  La commission mixte pritaire)が連日話し合いをしております。合同委員会で合意が得られても再び上院下院の最終投票に提出されるわけですが、合意が得られない場合は法案の撤回となり、内閣改造も考えられます。面白いのは左派が反対しているポイントは法案が厳しすぎるということで、一方マリーヌ・ル・ペン氏率いる(RN・国民連合)をはじめとした右派が反対しているポイントは法案が甘すぎるということなのに、両

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