6年前に誘拐されたイギリスの少年がフランスで発見

2023年12月14日午前3時フランス南西部オード県で、ファビアン・アクシディニ（Fabien Accidini 26歳）さんは雨に打たれながら歩く一人の少年を見ました。ファビアンさんはカイロプラクティックの学生で副業で夜間に薬局間の配達を行っていたのですが、ピレネーの森の田舎道を走っていると片手にスケートボード、もう片方の手に灯り、バックパックを背負った少年が歩いているのに気づきました。その少年が6年前から行方不明になっていたイギリス人のアレックス・バティ（Alec Batty 17歳）君だったのです。2017年アレックス君は（精神が不安定だとして）親権が無かった母親と祖父と一緒にスペインにバカンスに行きましたがイギリスに戻ることはなく、2017年8月10日（祖父と離婚している）祖母により捜索願が出されました。彼らは「精神共同体une communauté spirituelle」というセクトに属しモロッコからフランスのミディ・ピレネー地方等を移動し同じ場所には数か月以上滞在しない生活を送っておりました。ファビアンさんは配達中に見たアレックス君のことが気になり車を戻して声をかけ、車の中を見せて配達中だと安心させ彼を車に乗せました。アレックス君は最初、組織の人間だと疑い偽名を使ったそうですが、話をしてファビアンさんの配達の続きを手伝ううちに彼が6年前に誘拐された少年であると話したそ

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