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クリスマスツリー

結婚生活
あちこちの町でクリスマスのイルミネーションが始まりました。人が浮かれ始めると辛さがしみ出すようにあふれ出て胸が苦しくなります。先日Fちゃんが来た時に「今年もラバル市のイルミネーションを見に行かなくっちゃ」と言ったのですが、私は去年息子が連れて行ってくれたことを思い出し涙が出そうになりました。去年の今頃は本当に大変でしたが、それでもあの子はこの世界にいました。どんなことになっても私は彼を救えるのだと思っていました。息子が心療内科医の卵だという友達と話していて「気をつけへんと大丈夫やと思ってしばらく経った時が危ないんやて」と言った意味を私は深く考えていませんでした。あの時にも彼は死を考えていたのでしょうか。「とことんやってやる!」という捨て台詞を残した女に私は大事な息子を奪われてしまいました。旦那に「今年はクリスマスツリーを出さないわね」と言うと彼は「うん」と言いました。息子がお腹にいる時に買った小さなクリスマスツリーを私は毎年飾り、私達はツリーの下にプレゼントを置き続け、25日の朝彼がプレゼントを開ける姿を楽しみにしていました。息子が小さい頃、何かの付録についていたクリスマスソングのCDをかけてツリーの周りを手を繋いで歌って周ると、次の年も「ねぇ、ママ今年もアレやろう」と言い、結局それから数年間クリスマスツリーを出すと二人で手を繋いで踊りました。息子が働き始めてからは私達にもプレゼン

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