「そう、良かった」
遠距離恋愛
雅治の入院、手術 それは、この後少しづつ書いていきたいと思っていますが、それは今の時への、本当に大きなターニングポイントで。勿論、まだこの時は気づいてないけど。 今までを取り返すかのように、入院中は話をした。電話では誰よりも会話が続かず、何を話していいかわからず沈黙が続いてたのに。 「いかがでした？入院期間中は」 「やっぱりしんどかったな・・・うん、でも」 「でも？」 「sanaが近くなった・・・入院前よりずっと」 「そう、良かった」 物理的な距離は何も変わらないまた今のこの感染状況で逢うのは無理。しばらく逢うことの出来ない時間は続くだろうけど 「私ね・・・ゴメンね、雅治は病気で入院して手術もしてなんだけど。入院期間中は、なんだか雅治と何日も、ふたりでずっと旅行してたみたいだった」 「・・・そうか」 「うん」 そして日常に戻るあんなにも遠かった雅治の今は、空に浮かぶ満月を「綺麗だね」とLINEでつぶやきあうくらいには見えるようになってきているおせんべいとお饅頭だったら・・おせんべい、とか今ごろは、3年生の講義中ね、とか 離れ離れであったツインレイが、やっと今世で出逢い、そして繋がりを
コメント