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そうなっただけ

遠距離恋愛
「雅治・・・あの、あのね」  「うん?」  「えっと・・・4月から私、大学生になります。社会人編入、通ったの」   電話の向こうで息を呑むような音が聞こえた 数秒後 「どうして言わなかった?受験すること」 「え?どうしてって・・・えっと、これはホントに賭けみたいなとこだったから、合格したら言おうって思ってた」  おめでとう、よりも先に出てきた言葉に少し戸惑った うん?て   「そんな大事なことを、どうして今まで言ってくれなかったの!」 て、ちょいちょいふくれるのは私のはずで 私のこと、私がしようとしてることいつも、いちいち言い過ぎてるかな、と思ってたんだけど・・・   「にしても、どこの大学に?ていうか、何、どうしたの」    昔からずっと雅治を見て思ってきたことを話した何度も何度も言うから、もう耳にタコが出来たくらいの。 それに、今、50手前になっての編入学なんて、スキルアップになるとはいえ、もう傍目には趣味、娯楽、道楽に近い・・・かもしれなくて それでも、取得できる学位の種類を考えて大学を選んだこととか、ずっと思

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