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刃物研ぎ屋さんのお話 後編

結婚生活
「刃物研ぎ屋さんのお話 前編」より続きます。刃物研ぎ屋さんの店主は私に国籍を聞き、日本人だというと「あぁ、僕は一度日本に行ってみたいんだ。刺身に寿司、食事が美味しいよね」と話は食べ物に移りました。そしてその町に1年ほど前に出来た(中国人経営の)寿司屋のことを「あれは偽物だね。魚の味がなってない」と言いました。ある時、寿司屋の店主が包丁を数本持ってきたそうで刃物研ぎ屋の店主は「よし、僕はこれを無料でやってあげるよ。でもお寿司と刺身をご馳走してくれる?」と交換条件を出してお寿司と刺身を食べた結果の話らしいです。そこで多分彼は私の作る食事が手に入れられないかと考えたのでしょう。「秋にジャンボニンニクの種をあげよう」と言いました。「物凄く大きなニンニクを見たことがあるかい?花が咲いたら花をサラダ油に漬けておくんだ。すると油に匂いが移って良い匂いがするんだよ」と言いました。私が「へぇー、そうなんですね」と返事をすると、彼は「あっ、そうだ、イタリアの三度実がなるイチジクを知っているかい?」と聞きました。旦那が「うちのイチジクは二度実がつくけれど」と言うと、彼は「それがね、三度なんだよ。一度目はとても大きな実がつくんだ。そして段々小さくなる。果皮が緑色なんだけど甘くてとっても美味しいんだ。これもさ、秋に種をあげるよ(げっ、種から?)」と言いました。どちらもとても興味があるというわけではありません

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