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タイムスリップする妄想

DV・モラハラ
「不適切にもほどがある」というドラマの話題を耳にし、ネットフリックスで観てみた。確かに面白い。 そして懐かしい。昭和を思い出し、ほのぼのとした気持ちになった。宮藤官九郎脚本、流石だな。タイムスリップ物は好きだけど、映画などで観るのはほとんどが現実離れした設定でSF物。このドラマは、もっと身近で現実的な感じがする。誰でもこういう想像の世界で楽しんだ事があるだろう。もしも、未来に行けたら、過去に戻れたらって。私は今でも(もし人生をやり直せるなら、いつに戻ろうか?)なんて思う時がある。人生の大事な選択を失敗したと、くよくよ後悔していた頃、「あの時もっとよく考えていたら」「もっと自信をもって、自分に素直になっていれば」などと反省ばかりしていた。過去に戻ってやり直せたらいいのに、といつも思っていた。が、過去に戻ったところで今の自分ではなく、過去のままの自分なら結果は同じ。そんな結論に達して、無駄な想像にため息をつくだけ。想像遊びみたいな感覚で、もしあの時こうだったら今ごろは~と、理想の生活を思い描く事はある。(裕福でもなく、ただ平凡で平和で堅実な生活。歳をとっても夫婦で労わり合う老後)が理想だった。いくら自分が未来に向かって努力しても、片方が勝手にぶち壊して来たら、どうしようもない。まさか、世の中にそんな事をする人がいるなんて思いもしなかった。日本に活気があった時代に育ち、バブルな独身時代を

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