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教育虐待について思い出す(2)

DV・モラハラ

 一番家が近かったA子は、1学年下の成績が良くて何でもできるとても可愛い子だった。お母さんは長女であるA子にいつも1番であることを期待していた。幼い頃からA子に自分の言う通りにする様口うるさく支配していた。妹と二人姉妹だったが、妹は放任されていて、姉妹の性格が全然違う様に見えた。当時の私は、完璧に見えるA子を羨ましく思った。A子の母親は、自分の母校に行かないとだめだと小さい時から言っていた。その地区で一番の進学高校だが、それ以外の学校に行くなんて恥だ、ありえないと平然と周囲の人にも言っており、近所では、母親の評判はかなり悪かった。期待通り、A子は母親の希望する高校に合格した。近所の同級生はそれぞれ違う公立や私立の高校に合格したのだが、あからさまに「あんなレベルの低い学校にしか入れないなんて」と馬鹿にしていた。自分の出身校のみが唯一だと拘っていた。すぐにA子は不登校になった。その進学校には、当然優等生が集まる訳でその中でトップになれるのは本物の秀才達のみ。母親の長年の強い期待と支配の中で頑張って入学したもののA子は最初の定期テストで下位だった。母親は叱り、上位にならなければダメだと更に圧力をかけ、A子は学校に行けなくなった。どうにかして登校させたい母親はA子に「何故、学校に行かないの?どうしたら学校に行ってくれるの?」と聞いた。A子は「家が狭いから嫌なの。小さい家は学校で

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