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ひな人形の切ない思い出(2)

DV・モラハラ

 最近はマンション生活の家庭が増え、場所を取るし保管する場所も無いとあえて小さい飾りにしたり、古い慣習は不要と考える家庭も増えて居る。ほとんどのお宅が祖父母からの贈り物だろう。実家においてある母親の人形を受け継ぐというのもある。友人に馬鹿にされて、落ち込んで帰宅したあの日、母が手作りのお雛様を作ってくれていた。おそらく近所のママ友?達との会話で、母も私と同じ思いをしていたのかもしれない。娘に何もしてやらない情けない親だと感じたのかも。母は、申し訳なさそうな笑顔で私に「一応、お雛様なんだけど、作ってみたよ、不細工だけど。」とインク瓶に色紙や端切れで作った人形を飾ってくれた。その母の気持ちだけで、私は救われた。お雛様が無い事よりも、親に愛されていないと感じて悲しかったのだ。でも違った。私の事を不憫に思っていた母の悲しさが伝わって嬉しかった。できる事なら母は買ってあげたいと思ったのだろう。父に女なんかにお金は使わない、贅沢だと怒鳴られるのが怖くて言えなかった。今思えば、実際言ってみれば、父は買ってくれたかもしれないけど。母が怖がり過ぎて、自分を守る為に子どもに我慢させていた可能性もある。父はただ世間知らずだっただけで、他の件では母がぐずぐずしていた為思い切って私が直接父に話したら「何でもっと早く言わなかった」と慌てて買いに行ってくれた事もあった。それも高校生になってからだ。父

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