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あの子だよね

結婚生活
日曜日の夜、旦那はテレビを点けたままソファーベッドに寝たので私は2階で寝ました。月曜日、私がお昼ご飯の用意をしていると、やっと起きて来た旦那が「昨日は夜中に2回も起きた」と言いました。また猫が起こしたとかそういう話だろうなと思っていると、彼は「〇〇(息子の名前)が来たんだ」と言いました。私が手を休めて彼の顔を見ると彼は「ボレ(雨戸)を叩く音がして僕は起きたんだ。あの子だったんだ」と言いました。旦那は今まで一度もそういう類の話をしたことがありません。彼はカトリック教徒なので息子はもう神の国に迎えられているはずです。それなのに2回ともボレ(雨戸)を叩いたのは息子だと言うのです。私が「どうしてあの子だと思うの?」と聞くと、ひとさし指を自分のこめかみ辺りに当てて(僕の頭がそう言っているんだ)と言う風にくいくいっと回しました。彼の目にはみるみる涙が溢れてきたので聞いている私も涙が出てきました。私が「それはあの子だね。それでボレを開けたの?」と聞くと彼は頷きました。私は「じゃ、入れたね。ちょっとノエル(クリスマス)には早いけど帰ってきたんだね」と言いました。私達は日曜日の夜にお肉屋さんで作り方を聞いてきた鶏肉のファルシをオーブンで焼いたのですが、食べながら「これだったら骨が無いしあの子もきっと好きだったね。今年のノエルのメニューは間違いなくこれだったのにね」と話していたので見に来たのかもしれま

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