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消えた感情

DV・モラハラ

母の重い病気がわかった時、母から電話で言われた。「私は重い病気みたいだわ。今日医師からあの子(弟)に説明があったみたい。可哀想に、母親が病気と聞いてショックを受けてるわよね、ああ可哀想に。今頃、落ち込んでいるだろうねえ。あの子に余計な心配かけてしまったわ」思わず、私は「え?私もあなたの子どもだけど。可哀想じゃないの?」と口走った。それでも母は??という反応で、意味が理解できていない様子だった。重い病気で先が短いと知り、母自身、相当辛いはずなのに、息子の気持ちを心配する母。小さい頃から息子の気持ちばかり配慮して、娘の気持ちは想像もしないし、どうでもよいという長年の習慣?がそのまま表れていた。世間体の悪い行動をする私の夫を軽蔑してはいたが、弟は嫁の尻に敷かれて可哀想、私には悪い男に騙されたあなたが悪い、と言う。恥かしい娘だからと、他人のふりをさせられたこともあった。私は弟に母の表裏を全て話した。弟がたまに母にちくりと注意すると、一瞬慌てるが態度が変わる事は無かった。母が病気になってからは、それまでの気持ちは一旦忘れ、積極的に母と話す様にした。皮肉なもので、寿命を意識した母は、次第にまともな事を言う様になり、俗っぽい計算や世間体や差別意識も消えていた。本当に、仏様に近づいていってた気がする程だ。言葉使いも綺麗になっていた気がする。私への態度も自分の人生と重ね、女性の生き方として共感し、

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