ばかうけの行方

祖母のお葬式の時にお供え分配でたくさんのお菓子を貰いました。私はその中にフランスにいる時にツイッターで話題になっていた「ばかうけ」というお菓子を見つけ「おぉ、ラッキー」と思っておりました。それからしばらくして「あれを食べよう」と箱の中をゴソゴソと探しました。ところが2袋あったはずの「ばかうけ」は見つからず、母に誰かにあげたか食べたということはないかと聞きました。母は触わってないと言い、「お父さん、私がいいひん時に内緒で食べはんねん。(病気なので)食べ過ぎたらアカンのにおやつが無くなってんねん」と言い、父に向かって「お父ちゃん、食べた〜?」と疑いながら聞きました。父は不機嫌に「食べてへん」と言い、「ばかうけ」は忽然と姿を消したのでありました。さて私は夕方父の散歩に付きあっているのですが、ある日ワンちゃんを連れた近所の男性にあった時にその謎が解けました。父は歩行車(器)を止めると籠の中から「おやつ」を取り出しワンちゃんを見ながら「ひとつだけやねんて」と言いワンちゃんの飼い主に渡しました。飼い主から「おやつ」を貰ったワンちゃんは嬉しそうに尻尾をパタパタ振ってあっというまに食べました。ふふふ、「ばかうけ」の行方が分かりましたよ。でもなぜ父は母にもそれを隠すのでしょう。父の年代では散歩中ワンちゃんに「おやつ」をあげているのは照れくさいことなのかもしれませんね。人気ブログランキング今までの消え

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