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激震の我が家 前編

結婚生活
事の発端は息子が発した一言からでした。夕飯に来た息子は食卓につくなり「もう隣との(良好)関係はお終いだ!」と言ったのです。引っ越した当初はあれほど「お隣が良い人で良かった」と言っていたのにと私は耳を疑いました。息子の購入した家はお隣(賃貸)と壁がくっついており、彼らの前の道は袋小路になりその後ろに続く庭は3/4が息子、1/4がお隣の物になります。1/4の庭の前にはお隣のガレージもありますが、お隣は車を自分の家の前に止めてガレージを使用しておらず庭も荒れ放題にしています。彼女が出来た息子は彼女が来るたびに彼女の車をそのガレージ前に置いていたそうです。現在の息子の家は売りに出されるまで2年くらい空き家だったようで音楽の先生であるお隣の男性は猫3匹としばらく静かに暮らしておりました。フランスで何が困るかと言いますと引っ越して来た人が自分たちで家を直すことです。それも壁を壊したりという大掛かりな物で騒音が凄いです。息子も床のタイルを自分で切って貼っていましたし(まだ終わっていない)、シャワー室もやり直しておりました。そこに隣(うちの息子)の彼女がやって来て家の出入りが多くなり、あまつさえ自分の家のガレージの前に車を平気で置いておくようになったのです。恐らく隣人の我慢も限界に来ていたのでしょう。息子に「全てが自分の土地だと思うなよ!」と怒ったと言うのです。私はそれを聞いて「何で彼女に大通り(

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