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リアルタイム20220301  等身大

遠距離恋愛
「似ているから」 で、恋が始まることはある好きな物が似ている、観るTVが似ている、好きな食べ物、好きなスポーツが・・・等々  だけど、雅治と私は「似ている」ところは、ほとんど無い。 星座で見ても対極にいるし、六星占術で見てもそう。ことごとく。   どこをどう切っても金太郎飴的にフル理系、現実主義、Sっ気多め。 に対して、 どう間違ってこの仕事?と我ながら思うフル文系、理想主義でM、と。業務に必要な専門科目に繋がる教科なんて、大嫌いすぎて高校では選択すらしてなかった。大変だったわ、ホントに。  だから少なくとも、二人だけの共通点を見出し恋に落ちたわけじゃない。   電話口ですうっと息を吸いこむ音がして、雅治は言葉を重ねていく。「うん・・・うん・・・」だけではない時は、つい思いがこみ上げる時で、そんなことが雅治にもあるのだと、知る。「しゃべらずに相槌を打つ人」というわけではないのだ、とも。 今さらだけど。  「そう、結果的に、今の、この現状は学生にも学部的にもWin-Win。見た感じには何も問題はない」 「じゃあ、いいじゃない。・・・あら?何かご不満でも」 「いや、いいのよ。・・・いいんだけど、ただ」&nbs

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