おさんぽ12
片思い
フィクションです。 ******** 暖かい。 やっと春を感じられる空気感。 心なしか今までよりも歩く速度がゆっくりになっている気がする。 公園の花壇の植物白い花黄色い花むらさきの花。 水仙は名前がわかるけれど 見たことはあっても名前のわからない花がたくさん咲いている。 白い花の種類が多い気がした。 春なんだなーと理由もなくほっこりする。 ******** 卒業したてと思われる中学生くらいの男子たち。 自転車で公園のグラウンドに集合。 どう見ても野球をやろうとしている荷物。 「まじか」「ゲートボールって 朝とかじゃねーの?」 グラウンドはご年配のゲートボールプレイヤーでにぎわっている春の午後。 ゆっくり歩く私は彼らの大きな声での会話どんどん聞こえてくる。 「どうする? ふちのほうでやる?」 「ボールとか当たったら やばくね?」 うん、それはやばい。 ↑脳内で勝手にあいづち。 「〇町公園いく?」 え。遠くない? ↑勝手に脳内あいづち。 「今から?」「〇〇に連絡する?」 ↑まだ到着していないメンバーに連絡するっぽい。

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