フランス・ウクライナに戦闘機の供与

6月6日（木）ウクライナのゼレンスキー大統領の訪仏前夜、マクロン大統領はTF1（日本のNHKの様なチャンネル）とFrance2のテレビインタビューでウクライナ支援の性質を変更すると話し、フランスからウクライナに戦闘機「ミラージュ（Mirage 2000-5）を供与し、ウクライナに軍事教官を派遣すると発表しました。マクロン大統領は供与する戦闘機の数は明らかにしませんでしたが、現在仏空軍が保有するミラージュとラファールは約200機で、その内「ミラージュ2000-5」は26機です。ウクライナのパイロットにフランスで6か月訓練を受けさせ、戦闘機の供与は12月末頃になる予定だと言う事です。また同時にウクライナにフランスから軍事教官を派遣し、ウクライナの兵士4,500人を訓練するということです。翌7日（金）パリの国会議事堂に現れたゼレンスキー大統領はフランスの対応に感謝し「平和の為にもっと努力するよう」議員たちに求めました。フランス陸軍の多くはここ数か月この選択肢は複雑すぎると判断、断念しており、ベルギー・オランダ・デンマークといった他国の提案したアメリカ製F16の派遣に道を譲るべきだと話しておりました。またゼレンスキー大統領を迎えた国会議事堂では野党から「第三次世界大戦への突入の呼びかけ」だと非難する声があがりました。これでフランスはウクライナとロシアの戦争への直接参加の準備が整ったと捉えら

リンク元