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つっかかるFちゃん 後編

結婚生活
Fちゃんのイライラの原因のもう一つは私にあります。ガレット・デ・ロワパーティの時、彼女は「これ家に帰るまで開けてはダメよ」と言って憐憫の表情をして私を見たかと思うと分厚い封筒を渡しギュッと抱きしめました。一瞬(お金なのか?)と思いましたが(ない、ない)、直ぐにそれは彼女の手作りのカードだと分かり、その表情で書いてある内容を察しました。家に帰って手の込んだ作りのカードからレシートの大きさの手紙を取り出し、虫眼鏡で見ないといけない様な文字で書かれていたのはやはり息子のことで、私は、いい加減12月の彼女のこの手の一方的な「思いやり」にうんざりしていたので返事をしなかったのです。当然彼女は「ありがとう!心を打たれたわ」と言う返事を待っていたはずで、あれから一カ月何の返事も寄こさない私が何を考えているかさっぱり見当がつかず苛立っていたのだと思います。私とすれば「一度これは私にとって本当に迷惑だと話していいのか」「はっきり止めて欲しいと言っていいのか」と悩んでいたことで、どうしようかと思っている内に時間が過ぎたというところです。カフェで彼女は息子の家の話を聞いたので、私は彼が購入した時より高く売れたので全ての借金や費用を払えたことを話し、旦那のことを聞かれたのでバレンタインに食事をしたり、コンサートに行ったりしていること、その日も仕事に行くことを話しました。彼女はどれも表情を変えずに「それは良

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