雪ちゃんの今後
結婚生活
昨日の夕方Cクリニックに雪を迎えに行きました。受付に行くと女性が「YUKIね？元気よ」とニッコリ笑って奥に消え、キャリーに移し変えてくれているのが雪の「アァオン、アァオン」と鳴く様子で分かりましたその声を聞いて思わず「雪」と声が出ました。先生は「予定していたより広範囲で切断しました。腫瘍は首まで上がっていたからそこまでは全て取り切りましたが、新たな腫瘍が体の反対側に2箇所見られます。そこまでは取れません」と言いました。血液検査を見せながら「想像はしていたことなんだけど白血球と赤血球の数字がとんでもないことになっていたわ。彼は本当に我慢して強い痛みと闘っていたのね。私ね、B病院を批判するつもりはないの、でもね、自然に死を迎えさせてあげるにしてもこれだけ辛い思いをさせてはいけないと思うの。この切断で彼は大きな痛みから解放されてとても体が楽になりましたよ」と言いました。「ただね、もう癌は全身に転移していて放射線の積極的治療をするには遅すぎます。2週間後の抜糸の時に2箇所の新たな皮膚腫瘍の進行状態を見て経口薬の抗がん剤治療をするか決めましょう。完治を目指すものじゃなくてほんの少し生きている時間を伸ばす目的です。」「この子ね、腎機能と肝機能が凄くいいのよ。だから麻酔にも全く問題が無かったの。丈夫な子です。抜糸が近づくと糸のところが痒くなってくるので術後服を脱ぐようだったらエリザベスカラーをつ
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