母の帽子と複雑な親子関係
DV・モラハラ
私が幼い頃、お出かけの時はいつも帽子を被っていた。嫌だったけど、母が無理やり被らせていた記憶がある。今、写真で見ると可愛い帽子で、お金持ちでは無かったけど写真を撮る様な外出時には、母が身なりを気にしていたのがわかる。なのに、普段着はまともじゃ無かった気がする。お下がりを貰ったり、サイズが小さくなってても、新しいのを買ってくれず、きついのを無理やりに着させられていた。友達よりみすぼらしいのが恥ずかしかった。お出かけ着だけにお金かけなくてもいいし、すぐ着れなくなるのにと、子ども心に服に関してはストレスを抱えていた。母は、若い頃から年をとってからも、自分は帽子は嫌いだと言っていた。が、流石に抗がん剤で髪が無くなったら、私に買って送ってほしいと頼んできた。こちらのお店で買って実家に持ち帰った。大きなリボンがついた夏の帽子が気に入った様子だった。ご近所さんから褒められたのも嬉しかったらしい。自分ではどんなものが良いのか最初はわからないし、弟夫婦に相談しても相手にされず、離れているのに、私に頼んできたのだ。ウイッグもそう。もし、不評でも選んだのが私なら、言い訳できるというのもあっただろう。私はあえて可愛らしくて、老人ぽくないデザインの物を買った。母にはよく似合っていた。使っているうちに慣れてきて、自信が付いた母は、もっと帽子がほしいと自分で買いに行くようになった、それから2年たたないうちに母は

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