別人
片思い
フィクションです。 ******** 若いころに親しかった人。 10年も経てばおそらく別人。 久しぶりにメールが来たら言葉遣いも違う。 やっぱり別人になっている感覚。 語尾に「ね」ってついているだけで 優しい人になった錯覚に陥ってしまう。 「また連絡するね」 そんなことを言える人ではなかった。 通常であれば当たり前のことでもまるでしない人だった。 それが若さだったのか尖っていたのかもわからないけれど。 「ありがとう」とか「ごめんね」が全然言えない人だった。 ******** 人のことは言えないのだと思う。 今の私もおそらく昔を知る人が見たら別人なのだと思う。 言葉遣いもきっとぜんぜん違うと思われるのだろう。 それを成長と呼ぶのか落ち着いたというのか。 ******** 別人でも良い。 別人と思われてもそれは構わない。 ただできればがっかりはされたくない。 良い方向へ変わったと思われたい。 10年も経てば別人。 それで良い。 なにも変わってない は 良いこともあるしそうでないこともある。 別人でい

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