#想い続けていた人が選んだのは友達だった。
以前取材で会った女性の話。彼女の会社の同期の友達が付き合い出したのは、彼女がずっと好きだったYさんだった。Yさんが選んだのは、彼女じゃなかった…。友達は彼女の気持ちは知らないし、全然悪くないのは分かってる。でもでも、どうしても友達のしあわせを願えないって。 想いを寄せていた人と、友達が付き合うことになるのは、つらいことだと思う。しかもみんな同じ会社だったら、毎日恋人同士のふたりを見ることになるし、冷静な気持ちでいるのは大変なこと。 彼女は、この友達と彼が付き合う事実が受け入れられなくて、怒りにさえなってきてしまっていることを悩んでいた。 友達は悪くないって頭では分かっていても、心の中で友達を憎んでしまう。 友達にしあわせになんてなってほしくない。すぐにふられればいい。 そんなことさえ思ってしまう。 だから、「このどろどろとしたウミのような気持ちがなくなれば、きっとふたりのことを祝福できるようになるはず…」 そう思いながら過ごすことにしたんだって。 でもね、私は、「祝福できるようになるまで」って思わなくていいと思う。 人の気持ちはそんなにきれい事で片付けられない。 恨む気持ちとか、憎む気持ちとかって、どうしようもないし、この場合、そんな気持ちを持ってしまうのは、彼女だけじゃないはず。 すごくつらいなら、無理して今のような仲良しの友達付き合いをする
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