好きだけど、もう先のない恋だってわかるから、自分からさよならを告げる別れのつらさ。 相手にふられるのも、もちろん、ものすごくつらいことだけど、好きなのに自分から終わりを決める別れは、違った意味のつらさがある。 自分から電話をかければ会うことができて、いっしょにいることができる。もとの関係にもどることだって全然できるのに、それを自分自身の心で止めてるって、その心の葛藤は、胸が焼かれるような感じだった。 相手は、私から電話がかかってくることを待ってるの。そして、「やっぱり離れることはできないだろう」って言葉を用意してる。優しい腕でむかえてくれる。 それがわかっていて、連絡をしないこの気持ちは、どこへ持っていけばいいのって、自分で決めたことだから、誰も責めることができなくて、すべてを自分の中で消化するしかないつらさ。 私は、昔、そんな恋をしたことがあって、一度別れを決めた後に、また彼にもどってしまったことがある。 でももどっても、そのつらさは違う意味で増すだけだった。弱い自分を責めて、責めて、もどるって決めたのは自分だから、彼を責めることもできず、その気持ちは、誰にも相談できなかった。 Continued next→ #つらい経験 #自分から別れたのに #一度別れを決めた恋 #遠野まりこ #恋は終わったあともまだこんなにせつないー過去記事PIC&追記ー
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