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ただいま

結婚生活
家を出て27時間後ようやく両親に会え、よく頑張ったねと抱きしめてもらいました。家に入って直ぐに息子を彼らの腕の中に渡し一緒に声をあげて泣きました。今年こそ4年振りに元気な姿で会えるはずだったのに。私は今親鳥の翼の下の雛の如く何も考えず口を大きく開けてご飯を運んでもらって一日が過ぎていきます。あれから何回目かの日曜日を初めて意識する事なく過ごせたことに翌日気づきました。トイレが近くなった両親のおかげで夜中ですら一人ではありません。家にいっぱい貼られていた息子の写真は小さい頃の2枚を残し、彼が作った物も私が泣くだろうと片付けられていました。皆が「日本に帰ったら」と勧めてくれたのはこういうことなんだと分かりました。日本に帰った翌日時差ボケで朝早くに海沿いを一人で歩いていると港に停泊していた叔父と叔母の漁船が見え、ポロポロと涙がこぼれました。すると私に気づいた二人が顔をあげ「あぁ、おかえり。顔見てほっとした。よう頑張ったね」と言い船を降り普通にクーラーボックスの魚をあれこれ見せて説明してくれ、「抱きしめたいけど抱きしめたら泣くやろ」と優しく微笑んでくれました。その日彼らは直ぐに息子に会いに来てくれ、昨日は別の叔母も家に来てくれ「何て声をかけたらいいか分からないけど」と泣いてくれました。心配して下さる皆様に無事到着のご報告だけでもと思いながら気がつけば食べていたわってもらうだけで一週間が過ぎ

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