変わりゆく町並みと最後の通勤

約9年の間に私の住む町は薬局やスーパーが開店したり、ノブの行きつけのサンクスがファミリーマートになったりとノブが生きていた頃から大分変わりました。そして去年の夏から今年の春に掛けてまた、大きな変化がありました。ひとつは二人でよく行ってたパチンコ店が閉店したこと。17年前、まだ更地だった頃から少しずつ建物が出来上がっていく様子を二人で見ながら「いつオープンだろうね」と楽しみにしていました。整理券を貰うため朝の5時に起きて二人で並んだことも。ノブが亡くなる前日に二人で行ったのが最後で、それからは辛くなるので一度も行ってませんでしたが閉店すると聞いて行ってきました。お気に入りの駐車場、待ち合わせ場所にしていたトイレ前のスペース...あの日の前日にタイムスリップした感じでした。ホントに戻れたらなぁ...そして、もうひとつ変わったことアパートの前の田んぼがコンクリートで埋まりました。毎年この時季になるとカエルの合唱♪が聞こえてきて結構好きだったんです。４階の私の部屋の窓にまで遊びに来てくれたり。ノブがカエルの姿を借りて来てくれたのかなとホッコリしたものです☺️もうその頃には私は居ませんが数ヶ月もしたら、新しい家が建ってるかもしれません。時間の経過と共に変化するのは当然ですが、一緒に分かち合いたかったなぁと思います。2023.5.30アパートからの出勤最終日です。ノブと一緒に歩いた道、ノブが亡

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