フィクションです。 ****** なんと言えばいいのかわからないまま少し気まずい時間が流れたあとで 「そろそろ新幹線の 時間になるので」とKさんから帰ることを促してくれた。 はじめて会った知らないおじさん。 でも悪い人にはまったく思えない。 そもそもそんな嘘の話をする必要もない。 私の生まれた年の生まれた日の生まれた時間に この人のお母さまが亡くなられたことはきっと本当なんだと思う。 それから28年後の同じ月の同じ日同じ曜日になぜか出会った。 ****** 新幹線の改札まで送っていったときに 「連絡先を聞くのも 失礼だと思うので もしよければ 連絡ください」と Kさんの連絡先を紙に書いて渡された。 私はそれを受け取って鞄の内ポケットに半分に折って入れた。 ****** フィクションです。
Source: ★★片想い10年ロック★★
サクラ(14)
片思い
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