品性

 フィクションです。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 小学2年生の担任I先生でした。 若い男性の先生で児童たちからは人気者の先生でした。 私は正直ずっと苦手な先生でした。 なんというかユーモアだとは思うのですが なんとも品のない冗談やあだ名を 子どもたちに連発するごきげんな先生でした。 当時のプロレスラーやバラエティー番組に出てくるキャラクターで クラスの児童たちをあだ名として呼んでいました。 私はあだ名で呼ばれることに抵抗はなかったのですが そのセンスがあまりハマらなかったというか合わなかったのだと思います。 そして忘れものや粗相をしたときのペナルティの与えかたも なんとも品がなく辱しめる感じがどうも 苦手というか生理的に嫌悪感を覚えていました。 だからいつもその時間がやってくるとすごく居心地が悪くなりました。 自分がペナルティを受けるわけでなくても 同級生がされているそれが目や耳に入るのも苦痛に近い感覚でした。 親しみを込めた気持ちであっても 7歳の私にとって苦手なものは苦手。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ I先生からは私は品のない言動がとても苦手であること 辱めを受けるのも

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