おさんぽ6
片思い
フィクションです。 ******* 年が明けてはじめての外出。 今年の初おさんぽ。 寒い晴れの日は空がとてもきれいに見える気がする。 雲ひとつない青空で空気がすんでいてとてもきれいな青色。 とは言え空気がとても冷たいから一気に吸い込むと鼻や肺が痛くなる。 ゆっくり少しずつ呼吸をしてみる。 晴れた日の朝冬の青空の空気気持ちが良い。 手の感覚がなくなるくらいにどんどん冷えてくる。 分厚いスニーカーでもアスファルトから温度の低さがどんどん足に伝わってくる。 ******* 公園までの道のりをゆっくりと歩いていく。 お正月休みの雰囲気か冬の朝の雰囲気なのか住宅街も休んでいるように感じられる静かな時間。 寒くても公園には子どもたちがちゃんと遊んでいた。 枝だけになった茶色い細い木を眺めていたら近くにふたり組の女の子。 白いボアのコートの小学生くらいの女の子。 白いダウンコートの小学生くらいの女の子。 そして白いコートを着たすっかり大人の私。 ちょっとだけ三人組に見えないかな?なんてことを思ったり。 見えないね。 見えたとしたら保護者になっちゃうか。 *******

コメント