元ラグビー選手シャバル氏の記憶障害
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セバスチャン・シャバル氏（Sébastien Chabal・47歳）はフランス南部ヴァロンス（Valence）出身の元ラグビー選手で2000年から2011年までラグビーユニオンの代表選手として62試合に出場しました。試合中の荒っぽいタックルは「弾丸タックル」と名付けられ、長いあごひげをはやした風貌はニュージーランドのメディアからは「ケイヴマン（cave man・原始人）と呼ばれておりました。そのセバスチャン・シャバル氏が4月9日（水）YouTubeの番組「レジェンド（Legend）」で公開されたインタビューで「（現役時代にプレーしたラグビーの試合を）一秒たりとも記憶にない」と明言しました。また「62回（試合）のラ・マルセイエーズ（フランス国家）を（歌ったことも）一つも覚えていない」と話し、更に「娘の誕生の記憶ももうない」と語りました。自分の子供の頃の記憶は幾つかあるものの、それは誰かから聞かされたからかもしれないということでした。彼はインタビュー内で「脳しんとう・commotion」という言葉は口にせず神経科医の診断も受けておらず「どうしたらいいんだ。記憶が戻らないんだ」と口にしておりましたが、試合中に脳に強い衝撃を受けたことは認めております。ラグビーに限らず他の接触スポーツ（アメリカンフットボール・サッカー・アイスホッケー・格闘技等）も同様に脳しんとう（頭部または体の他の部分への
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