司法調停官のお仕事 前編

日曜日のお昼、司法調停官(conciliateur de justice・コンシラトゥール・ドゥ・ジュスティス)がご近所トラブルを解決するルポルタージュを見ました。司法調停官(conciliateur de justice)と言うのはボランティアの司法官で、その役割は当事者が紛争の友好的な解決策を見つけることを支援することです。調停官は当事者または裁判官によって任命されます。司法調停官への依頼は無料です。また調停官が提案する協定は裁判所によって承認される可能性があります。2023年10月1日以降、5000ユーロ(80万円)を超えない金額の支払いに関する紛争を裁判所に付託する前に友好的な解決方法を選ぶことが義務付けられました。公証人(notaire・ノテール)の仕事をしていて退職された方が希望してやっておられたりしていて給与は支払われません(世の中にはご奇特な方もおられるもんだ)。我が家も隣(茶ト君家)がうちとの揉め事を司法調停官に依頼して話し合いをした事があります(その時の話↓)。しかも2回も...。さてこの時のルポルタージュの近所付き合いのトラブルは「隣の家の猫が庭に入り糞をした。庭を通って植木鉢を落とした。更に犬小屋が自分たちの家のお風呂場前に設置されて朝一番シャワーを浴びる時に犬の糞尿の臭いがする。うるさい」と言うものでした。まぁ、これを聞けば「そんなことくらいで」と思うので
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